アニメ:『吉永さん家のガーゴイル』感想
今日はオタクな話題。

今期のライトノベル原作アニメと言えば、EDのダンスやら凄まじいクオリティーを誇る京都アニメーション製作やらで話題になっている「涼宮ハルヒの憂鬱」だろう。多分アニメ史に残る作品になるだろうと思う。
だけど、僕が今一番楽しみにしているのはそちらではなく、「吉永さん家のガーゴイル」だったりする。
まず、オープニングの曲がさりげなく良い。
明るくて雰囲気にも合っているし、出だしの

世界中でおはよう言えば きっと繋がっていくから

にはちょっと感動してしまった。
作画も安定していて○。安心して観ていられる出来。
また、主役の声優が若本さん(サザエさんでアナゴさん役をやっている方。僕が唯一知っている声優さんでもある)というのは初じゃないだろうか。
「ご町内ハートフルコメディ」と銘打っておきながら何気に重いテーマを扱っていて(盲導犬、ありがちと言えばありがちな美少女実験体ネタ、「人間は植物と話すべきではない」など)、しかしそれでいて明るいコメディとして成り立っているし。
あまり目立っていないけど、僕としては今期最大の当たりアニメだ。
梨々可愛いよ梨々。百式格好いいよ百式。

さて。
今回の放送は原作には無いアニメオリジナルストーリー(多分。原作は途中までしか読んでいないので)で、デュラハンと梨々の関係を掘り下げたものだったのだけど。
もうね、デュラハン健気過ぎ。
吉永家の門でガシャガシャやるシーンは涙無しには見られない程だ。
相変わらず良いところを持っていく百式も、便利屋扱いされつつあるケルプも良い味出している。
意地を張って吉永家に来ようとしない梨々も可愛いし、今回も楽しませて頂きました。はい。
是非ともこの調子を維持していって貰いたいところ。

「吉永さん家のガーゴイル」。お勧め。